教育目標・3つのポリシー

教育目標

~汝らは地の塩、世の光である~
 本校は創立者ベラ・アルウィンの「汝らは地の塩、世の光である」(新約聖書マタイによる福音書5:13~14)というキリスト教的人間観と普遍的な愛の精神に基づき、同じ建物内にある保育園・幼稚園のこどもたちと「共に育つ」経験をすることをとおしてあたたかい目と心を持った保育者を育てます。

3つのポリシー

≪ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)≫
 本校は、「汝らは地の塩、世の光である」(新約聖書マタイによる福音書5章13節~16節)というキリスト教的人間観と普遍的な愛の精神によるあたたかい目と心を持った保育者を目指し、学則を守り、学則で定めた「卒業要件」を満たした以下のような資質や能力を備えた学生に、幼稚園教諭二種免許状、保育士資格及び専門士(保育・社会福祉課程)の称号を授与します。

≪カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)≫
 本校では、卒業時に幼稚園教諭二種免許状、保育士資格を取得を可能にするため、以下のカリキュラムの特質をいかし、豊かな人間性と実践力のある質の高い保育者の養成を目指します。子どもについての知識、理解を深め、実習指導の充実により教育・保育現場で役に立つ人材を育てていきます。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)≫
 本学園の建学精神に基づき、同じ建物内にある幼稚園と保育園の子どもたちと「共に育つ」経験をすることにより、あたたかい目と心を持ち、子どもたちの成長を育み支援することを願い、以下のような人材を養成することを目的としています。これを踏まえて、主体性を持ち多様な人々と協働して学ぶ姿勢と意欲のある人を求めます。

特徴

共に育つ

 アルウィン学園には、保育センターこどもの木かげ(幼稚園・保育園)、専門学校、三つの育ちの場があります。
これらが一つの学園内に存在するのは大変めずらしいことです。保育者を目指す学生と幼稚園、保育園のこどもたちが同じ場所で生活することで、学生にとってはこどもたちの新たな発見を、そしてこどもたちにとってはたくさんの見守りのなかで豊かな広がりを体験できる環境が理想と考えるからです。「共に育つ」これこそが、アルウィン学園の目指す姿です。

こどもたちがいる。あこがれの先生がいる

 同じ建物内にこどもたちがいる環境で、普段から「こどもたちと共にいる日常生活」を体験できます。「こどもたちがいる環境」の一部として、ふさわしい服装や言動・態度とは何かを体感して、自然に身につけることができます。同時に、幼稚園や保育園でこどもと向き合う先生の姿を間近に見ることができます。特に、こどもがいない時間の先生の仕事を見る機会はとても貴重なことです。学生たちは、あこがれの先輩とも言うべき現役の先生に、未来の自分の姿を重ねながら、たくさんのことを学んでいきます。

自分の保育スタイルをつくるところ

 こどもたちは一人ひとりがさまざま。同じこどもでも、昨日と今日と明日では違います。そこに向き合い方のマニュアルはなく、正解も1つではありません。さらに保育者のパーソナリティによって、そのスタイルもそれぞれ。学生たちは、「こどもたちと共にいる日常生活」の中で、こどもと実際にふれあい、あこがれの先輩先生を目の当たりにしながら、自分なりの保育スタイルをつくっていきます。そうした日常の経験をベースに、実習ではより総合的に保育を学ぶことができます。

同じ建物内に幼稚園と保育園があり,
学生たちと、こどもたちが、「共に育つ」環境です

 同じ建物内にある保育センターこどもの木かげ(玉成幼稚園・野のはな空のとり保育園)のこどもたちと日常的にかかわりながら学びます。フレンドリーウィーク、合同防災訓練、木かげ運動会、収穫感謝礼拝など、さまざまな行事をこどもたちと一緒に行います。実践的学びの場として「プラクティカルスタディ」の時間を設けています。これは、個々の学生が自らの意志で、また自らの課題をもって保育観察・参加することにより、より深い学びができるようにするためのもの。時間割に組まれているプラクティカルスタディの時間のほか、放課後、各自の空き時間など、いつでも幼稚園・保育園に入ることができます。このプラクティカルスタディは教育実習(幼稚園実習)・保育実習(保育園・児童福祉施設実習)の事前学習としても活かされています。

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