髙橋 裕勝

髙橋 裕勝

専任教員

PROFILE

幼稚園の先生として15年間、子どもと向き合ってきた。保育者の育成に興味を持ち、大学院で学んで教員の道へ。専門は、領域(健康)と教育・保育実習。「まずは体」を大切に、子どもと全力であそべる保育者を育てている。

TEACHER INTERVIEW体をつくることは、子どもと全力であそぶこと

髙橋 裕勝

Q1|保育専門学校の体育とは、どういうものなんですか?

一般的な体育と同じように、いろんな運動をして自分自身の体を整える授業です。ただ、保育学生のための体育なので、保育現場で役立つ運動も取り入れています。

たとえば、スキップや後ろ向きで走るなどの「動きづくり」です。怪我をしにくい体をつくり、子どもと全力であそべる保育者になってほしい。そんな思いで授業をしています。

保育は体力勝負です。体に余裕があると、子どもにも優しくなれますし、一緒に夢中になってあそぶこともできます。だから私は、まず体をつくることを大切にしています。

Q2|授業で大切にしていることを教えてください。

「心と体」とはよく言いますが、私は「まず体だ」と思っています。

体が整えば、心にも余裕が生まれます。子どもとの関わり方はさまざまですが、自分に余力がなければ、子どもと向き合うことが難しくなります。これは15年間、幼稚園の先生として子どもと向き合ってきた中で強く実感したことです。

だから学生にも、「ちゃんとご飯を食べよう」「学校を休まず来よう」と、当たり前のことを何度も伝えています。

元気な先生が目の前にいるだけで、子どもは安心するものです。保育の技術を学ぶ前に、自分自身を整えること。それが、いい保育につながると思います。

Q3|学生にとって、どんな先生でありたいと思いますか?

「髙橋先生から聞いたことを、子どもの前でやってみよう」と思ってもらえたらうれしいですね。僕は、昔のあそびも教えます。面白いあそびがたくさんあって、伝え残していきたいんですよね。

たとえば、ベーゴマは、その一つです。コマに紐を巻いて回す。小さな動きですが、体を上手に動かさないとうまく回せません。

負けて悔しがる。勝つために工夫する。友達と見せ合う。子どもの成長につながる要素もたくさん詰まっています。

こうした文化が少しずつ失われている今だからこそ、学生にも知ってほしいと思っています。「こんなあそびもあるよ」と、子どもに伝えてくれたらいいですね。

Q4|保育者として、大切にしてほしいことは何ですか?

やっぱり一番は、体ですね。次に、学校で学ぶ基本的な知識と技術。そして、これらの上に自分の個性を乗せてほしいですね。歌が好きなら、年中歌っていてほしいぐらいです。

基礎が身についたら、自分らしさをいかして、子どもにいろいろな世界を見せてあげてほしいです。得意なことや好きなことが、その先生ならではの保育になりますからね。

先輩がやっていないから。恥ずかしいから。園ではこうするものだから。そんな空気を、行儀よく打ち破ってほしいです。

Q5|進路を考えているみなさんへ、メッセージをお願いします!

玉成の魅力は、幼稚園と保育園がそばにあること。園庭から子どもの声が聞こえ、先生や保護者の方とすれ違います。毎日、保育のエッセンスが体に入ってきます。意識していても、していなくても、子どもってこう。保育園ってこう。幼稚園ってこう。そうやって自然に学べるんです。

それと、玉成の学生は、本当に優しいです。「手伝ってくれる人?」と声をかけると、すぐに手が挙がります。文化祭や学校行事にも前向きに関わります。人としての温かさを持っている学生がたくさんいるんですよ。

だからこそ、この学校の雰囲気を、自分の目で見て感じてほしいですね。

先生や学校の雰囲気は、ぜひ直接感じてみてください。

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