教員紹介

音楽Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 担当

藤岡 郁子

「音楽」は、「理論(Ⅰ)」「声楽(Ⅱ)」「ピアノ(Ⅲ)」「総合(Ⅳ)」の4つに分かれており、2年間で保育に活かせる音楽を学びます。特に「音楽Ⅲ(ピアノ)」で習得するピアノ伴奏は、歌う、合奏する、生活発表会、誕生日会等、日々の保育や行事など様々な場面で求められます。ピアノの経験のある方はさらにレベルアップするよう、また未経験者の方も不安なくピアノと向き合えるように担当教員が一人ひとり丁寧に指導しています。「総合(Ⅳ)」では、保育園・幼稚園でこども達が楽しく合奏できるよう、こどもの歌をアレンジして合奏の方法と技能を年齢別に学びます。まず学生自身が「音楽が楽しい」と思えるように、そしてその楽しさをこどもたちに伝えられるような音楽の授業にしています。

保育教材研究A 保育教材研究B 担当

高橋 かずみ

保育教材研究は、2年間を通して現場ですぐ使える、教材、技能になるように授業をすすめています。まず保育教材が、こどもの育ちにどんな意味を持つかを理解し、保育のあらゆる現場で教材を選び、実践できるようにします。お話・絵本・紙芝居・手遊び・ゲーム・パネルシアター・エプロンシアター・ペープサートなどの児童文化財を取り上げ、保育の流れの中で、こどもの育ちに配慮し、あらゆる現場を想定しながら教材を作ったり選んだり演じたりできるよう学んでいきます。パネルシアターやエプロンシアターは、こどもたちを前に表情ゆたかに演じることで、こどもたちに作品の意味する思いを伝えられるようにしていきます。さまざまな体験をかさねることでひとりひとりの実践力が高められるよう授業をすすめています。保育教材は作ったり演じたりすることだけではなく季節を感じることも大切だと考えています。学校を出て近くにある井の頭公園で「自然を感じよう」というテーマで春と秋に出かけています。多くの可能性を持つこどもたちを教材を用いて成長させられるよう指導しています。

相談援助 児童家庭福祉 家庭支援論

大塚 兼司

相談援助では、保育者が保育現場におけるこどもとの関係だけでなく保育の現場に親や保護者から持ち込まれる悩みや相談、保育の現場で子育てをめぐるこども本人や、家族の問題、地域の問題に対応していくことが求められています。保育者として、社会の要請に応える力量を身につけるために、問題のとらえかたや関わり方、援助技術について具体的に学んでいきます。授業では事例を多くあげ、グループディスカッションの時間を設定し相談援助実践をより具体的にイメージできるようにします。

児童家庭福祉では、法制度とその実施体制について学ぶとともに、児童家庭福祉サービスの現状と課題についても学んでいきます。こどもを含め「人は苦しみのために生きているのではなく、楽しみのために生きている」のです。そしてそれを実現するのが福祉の本質であることを理解していきます。福祉の実態についてはビデオ教材を活用したり、グループディスカッションも必要に応じて行います。

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